January 15, 2008

ただいま生育調査をしています

みなさんは「生育調査」ってご存じですか?
生育調査は主要作物(兵庫みらい管内では米と麦)について、約1ヶ月ごとに県(普及センター)・市(農林共済)・JAの各担当が集まって生育の度合いや病気・害虫の有無を調査しにほ場を回ります。栽培してある全てのほ場を調査することはできませんが、各作型についてほ場を決め、そのほ場をその周辺地域の指針として調査した内容をとりまとめています。

今回は、1月8日に加西地区の小麦の調査に行ってきました。ちょうどその日は全国的に霧が発生した日だったので、10時くらいまでは周りが確認できなくて移動にも調査にも苦労しました。今年の冬は暖かかったので、小麦の生育も順調に進んでいますが、暖かいが故に雑草も多く見られました。調査結果は「小麦情報」として栽培されている方のところへ届けられます。栽培されている方はとても関心が高く、毎月届く小麦情報を見て、管理に役立てられているそうです。

冬場は辺りを見渡しても寒々しい風景しか目につきませんが、元気に育っていく小麦はセピア色の風景にとても鮮やかに映ります。小麦の調査は5月頃までありますが、このまま大きな天候の変化や病気などがないことを願いつつ、指導にあたっていきたいと思っています。

A NOTE 担当