February 19, 2009

最優秀賞の兵庫県知事賞を受賞!


2月19日(木)に兵庫県農業会館にて、兵庫県農業協同組合中央会が主催する「平成20年度JA営農指導員研修大会」が開催されました。

地域農業振興と、JA営農指導体制の整備と機能強化が求められているなか、県内のJA営農指導員が日頃の活動実績を発表し、相互研鑽を図ることを目的に開催されたもので、県内10JAから10名の発表者が日頃の営農指導について活動発表をおこないました。

この大会で、JA兵庫みらい小野営農生活センターの営農指導員神戸寿和さんが最優秀賞の兵庫県知事賞を受賞しました!

発表内容は「業務用キャベツの兵庫県内におけるリレー出荷について」で、神戸さんは小野市で業務用キャベツの指導にあたっており、県内産キャベツの出荷端境期にあたる11月収穫のキャベツ栽培について、定植時期と品種選択による面積の拡大と早期出荷による労力の分散について調査しました。

収穫時に品質調査と農家の聞き取り調査をおこなったところ、出荷するに十分なキャベツができ、作業も分散でき面積も増やせるかもしれないという結果を確認しました。

神戸さんは「滅多にいただけない賞を受賞できて本当にうれしいです。今回の調査結果をもとに、来年度は産地拡大を図りたいです。」と話しています。

A NOTE 担当

February 18, 2009

土壌・施肥診断手法講習会に行ってきました

2月18日(水)にJA全農兵庫県本部が主催する「土壌・施肥診断手法講習会」に参加してきました。
この講習会は、兵庫県立農林水産技術総合センターの須藤健一氏と牧浩之氏を講師に迎え、現在JAでおこなっている土壌分析による営農指導の内容を、より充実させることを目的に開催されました。

土壌分析の結果から栄養診断や土壌診断をおこない、

●作物の生育期間中に発生した障害の原因は何か?(どの成分が不足しているか、または過剰であるか)
●土壌の改良目標値に近づけるためにはどうすればいいか?(どの資材をどの程度施肥すればよいか)
●もっと詳しく調べた方がよい項目は何か?

などの項目を6つのグループに分かれて検討し、発表しあいました。

講師の牧浩之氏によると、「要素障害の診断は、多くの経験と知識が必要。数をこなして下さい」とのこと。
これからも多くのほ場に出かけて営農指導の経験を積み、皆さんのお役に立てるよう、この講習会に参加した経験を活かしていきます。

A NOTE 担当

February 13, 2009

小野山田錦支部役員会を開催しました

小野営農生活センターでは、管内の支部役員会を開催しました。まず初めに、井塲センター長が現在の酒の消費動向や山田錦の流通状況等をあいさつで述べました。

次に営農販売課の片山課長が、20年産の生育状況について説明し、8月下旬の冷夏の影響は少なかったことを説明しました。

協議事項は事務局がおこない、1月26日の山田錦審査会に入賞された9名の方を報告し、21年産の作付の概要も説明しました。

そして、3月に開催される小野山田錦生産振興大会の日程も決定しました。

●日時/平成21年3月14日(土) 13時30分 開演
●場所/小野中央支店 3階大研修室

A NOTE 担当

February 13, 2009

キャベツの視察に愛知県へ行きました


小野営農生活センターで取り組んでいる、業務用の加工キャベツの高度化のために、キャベツ生産量No.1の愛知県に視察に行きました。

視察先は、県内のキャベツの約47%の生産をおこなっている渥美半島の田原市です。田原市のキャベツの出荷の最盛期は、小野市と同じく1月〜3月獲りが中心です。

小野市と大きく異なっていた点は、田原市は1条植の26cm株間の栽培方法ということです。管内では、2条千鳥35cmと田原市の栽培方法とは異なっていました。生産者の方の話では、1条植の方が雑草の管理もしやすく、肥料の効果も高いと教えていただきましたが、小野市では水田用のほ場整備が中心であるため、高畝2条栽培が適していると考えています。また、排水の良いところで、1条栽培の試験をおこないたいです。

A NOTE 担当

February 4, 2009

平成20年度営農経済活動報告会


JA兵庫みらいは2月4日、加西市の同JA本店で「平成20年度営農経済活動報告会」を開催しました。この報告会は経済職員の資質の向上を目的に開催しており、今回で4度目となります。

JAの営農指導担当職員8名、経済渉外担当職員14名、グリーン店長3名が研究成果を発表し、JA役員、加西・三木農業改良普及センター、社農林振興事務所、JA兵庫アグリ対策部、JA全農兵庫の職員らが審査しました。営農指導部門では「業務用キャベツの兵庫県内リレー出荷について」と題して発表した小野営農生活センターの神戸寿和さんが最優秀賞を受賞し、経済渉外部門では同センターの増田武久さんが、グリーン店長部門では同センターの奥田治也さんが最優秀賞を受賞しました。

神戸さんは小野市で業務用キャベツの指導にあたっており、県内産キャベツの出荷端境期にあたる11月収穫のキャベツ栽培について、定植時期と品種選択による面積の拡大と早期出荷による労力の分散について調査しました。収穫時に品質調査と農家の聞き取り調査をおこなったところ、出荷するのに十分なキャベツができ、作業も分散でき、面積も増やせるかもしれないという結果を確認しました。神戸さんは「今回の調査結果をもとに、来年度は産地拡大を図りたい」と話しています。

審査員からは「地域農業振興への貢献度、情報提供と情報収集、課題設定の着眼点などを評価しました。今後も農家のことを考えて営農や生活向上に貢献してほしいです」との講評をいただきました。

A NOTE 担当