July 31, 2009

小野育苗センターフル活用

小野営農生活センターでは、水稲の育苗センターを利用した野菜苗づくりをおこなっています。



育苗センターは本来5月のみの稼働となっていますが、数年前から6、7月はタマネギの貯蔵乾燥施設として、タマネギを大阪生協に出荷しています。昨年からは、7月下旬〜8月下旬までキャベツ約3,000枚、ブロッコリー約200枚を播種・育苗しています。

今年度はさらに9月中旬〜10月中旬まで、春どりブロッコリー約1,000枚の播種を計画しており、その後は百合の育苗を12月〜2月までおこない、2月〜3月までは初夏のキャベツ・ブロッコリーの播種もおこないます。



水稲用の台車を利用し灌水も水稲用を活用して、育苗センターの有効利用をおこなっています。

A NOTE 担当

July 24, 2009

小野営農生活センターでニンジン栽培講習会開催

小野営農生活センターでは「サンパティオおの」の会員を対象に、ニンジンの栽培講習会をおこないました。

今回、ニンジンを選定した理由は、小野市内の学校給食で毎月2t以上の需要があることからでした。小野市も今回の企画に協力し、助成金の援助もしてもらえるので、生産者の方には無償で種子の提供ができます。

講習会では、加西農業改良普及センターの加納先生から栽培のポイントは、

  • 排水のよいほ場の選択
  • 浅植えの実施
  • 播種後に灌水をおこない発芽促進を促す
  • 生育後期には水をきり玉の肥大を整える

などの指導をいただき、11月の出荷に向けて15名の方に参加していただきました。

小野営農生活センターとしても、これまでメークイン・タマネギ・大根・キャベツ・白菜・葉ネギなどの出荷を給食センターにしているので、今後新品目が増えればと期待しています。

A NOTE 担当

July 15, 2009

サンパティオおの運営委員会が視察研修開催

「サンパティオおの」では、今年度も先進地視察をおこないました。今年度は「さらなる安全・安心」をテーマに、滋賀県にあるJAおうみ富士「おうみんち」に視察研修をおこないました。

今回、案内していただいたのは、新野店長と川端部長でした。

新野店長からは施設の概要として、約600名の会員数で約6億円強の売り上げを上げていると教えていただきました。

また川端部長からは、今年度から取り組んでいる地元産野菜の栽培履歴を100%提出するシステムについて、説明を受けました。オープン当初は、栽培日誌提出の習慣がなく苦労されていましたが、現在では地元野菜及び加工品については、ほぼ100%提出されているそうです。今後、「サンパティオおの」も「さらなる安全・安心」をめざし、出荷者の意識改革と新システムの導入が早急な課題だと思いました。

懇親会では、運営委員会の中村会長が会員の増加・生産量のアップをめざして、地域に根付いた直売所にしていこうとあいさつをし、今回参加した80名の意識統一を図りました。

A NOTE 担当