トップ トピックス 営農情報 お知らせ ライブラリ JA兵庫みらい

トップ > 営農情報 > 家庭菜園のススメ

【果菜類・マメ科】 ソラマメ
失敗しないコツ
  • ・ マメ科作物とは長期連作は厳禁です。
  • ・ 排水の悪い畑は高畝してください。
  • ・ アブラムシによりウイルス病が発生するので、縮んだり黄化したりした株は見つけしだい抜き取ってください。
  • ・ マメ科作物のなかでも株張りするので倒れないようにビニールひもで引っ張ってください。
バックナンバー

大粒種で品質のよい一寸ソラマメに武庫一寸、打越一寸などがあります。マメが濃緑の仁徳一寸などもあります。長莢種としてはさぬき長莢、早生そらまめなど4、5粒入るものや、中~小型種では房州早生、静岡早生などの在来種があります。

原産地は北アフリカ。冷涼な気候を好み、生育適温は16~20℃と範囲が狭く、暑さ、寒さともに弱いデリケートな野菜です。20℃以上になると生育が鈍くなり、低温では-5℃になると枯れてしまいます。花芽ができる前は比較的低温に耐えることができるのですが、大きく育つにつれて耐寒性が弱くなります。
乾燥に弱いので、水田の裏作などで土壌の水分が比較的多いところや、ある程度雨が降る地域でよく育ちます。 ソラマメは、日本では旬を味わう代表的な野菜ですが、アメリカをはじめ、飼料用として栽培している国も多くあります。

苗作り

深く耕すと直根が伸びすぎるので、ごく浅く耕しておく。おはぐろの部分を斜めにして、種を縦に2/3ほど土の中に挿し込む

種を横に寝かせてまくと、植えつけるときにマメがはずれてしまうことがある

芽の位置を反対にすると、芽が出にくく、腐ることもある

畑の準備

直まきでは、種は1か所2、3粒まく

間引き

本葉2枚になったら生育の悪い株を抜き取って、1か所2株に

植えつけ

1か所2株ずつ根を傷めないように植える。植えつけ後、じゅうぶんに水やりをする

マルチング

マルチをするときは、種をまいたところに穴をあけておく

追肥・土寄せ

つぼみが見えたら、追肥する。
倒伏を防ぐため、枝元へ土寄せする

茎が伸びすぎて倒れるようであれば、
先端部は切り捨てる

収穫

さやが斜め上に向いているのは未熟。
下向きになり、光沢が出てきたら収穫適期

【 栽培ミニ知識 】 シルバーマルチングって?

ソラマメはアブラムシが寄生すると、ウイルスに汚染されて、生育にひどく障害をきたします。
秋まきのソラマメは生育するにつれて、アブラムシが多くなりますので、アブラムシの寄生防止に効果のあるフィルムで、マルチしておきます。このなかでも、銀色で光を反射するミラーフィルム、シルバーフィルムなどがとくに効果があり、マルチをしないときに比べ、2倍以上の収穫を得られたという実験結果もあります。
また、ミラーやシルバーマルチは透明フィルムや黒色フィルムのマルチに比べ、地温の上昇を抑える働きがあるので、ソラマメが育ちやすくなります。

単行本 「兵庫みらいの野菜づくり」 より
監修/山田貴義 イラスト/川副美紀 発行/家の光協会