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【葉菜類・ユリ科】 タマネギ

失敗しないコツ
- ・ べと病がよく発生します。秋に葉がわん曲するなど症状がひどいものは抜き取ってください。
- ・ 収穫適期は、茎葉の八割が倒伏したころです。
- ・ 収穫して2日ほど乾かしてから日陰へ取り込んでください。つるすときは葉を長めに残してください。
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タマネギは、早生から晩生まで多くの品種があります。近年では一代雑種に取って代わり、早生ではマッハソニック、中~晩生種ではもみじ、ネオアースなどがあります。ほかに、生食用の辛みの少ない湘南レッドも人気があります。
原産地は中央アジア、中近東、北西インドです。生育適温は10~15℃で、25℃以上になると順調に育たなくなります。タマネギが肥大するには、15~20℃の温度と長日条件が必要。日長は、早生種で11~12.5時間、晩生種では13~14時間。球が完成すると、2~3か月休眠し、休眠から覚めると芽が出ます。大苗は、10℃以下の低温にあうと花芽ができ、春にとう立ちします。とう立ちすると、球は太りません。土質はあまり選びませんが、砂地では早生種の早採り栽培、粘土質では中~晩生種を使って貯蔵用のタマネギにします。
苗作り
苗床予定地は半月ほど前に準備しておく。畑の表面の土は細かく砕いておき、種はばらまきするか、5~6cm間隔にまき溝をつけて条まきする。切りわらをかけてじゅうぶんに水をやる。寒冷紗をかけたときは、発芽したら取り除く
子葉が伸びきったころ、込みすぎたところを
間引いて株間をそろえる
本葉2枚のころ、株間を2cmにしておく。発芽後20日して野菜専用化成(15・15・10)20g/㎡施してからふるいで間土を入れる
畑の準備
植えつけ
追肥・土寄せ
植えつけ半月後に1回め、1月中に2回め、3月中に3回めの追肥をする。1回めのときは条間に敷きわらをし、3回めのときに土寄せする
収穫
地上部が自然に倒れてから収穫する
日陰につり下げて貯蔵する
【 栽培ミニ知識 】 ペコロス作り
直径3cmくらいの小型のタマネギを「ペコロス」といい、シチューなどに丸ごと煮こむのによく利用されています。
【品種】 形のよいものを作るには、早生種が適しています。
【種まき】 通常の種まきの時期よりも1か月くらい遅れてまくか、通常の種まきで残った苗を利用する二とおりの育て方があります。タネは苗床にばらまきにするか、5cm間隔に条を作り、条まきします。
【間引き】 本葉2枚ころに株間を2~3cmにそろえるように間引きします。そのときに、野菜専用化成を1㎡当たり20g程度施して間土を入れておくか、500倍液肥を半月おきに水やり代わりに施します。
【収穫】 4月中旬以降になって、地上部が倒れはじめたら、抜き取って日陰で乾燥しておきます。
単行本 「兵庫みらいの野菜づくり」 より
●監修/山田貴義 ●イラスト/川副美紀 ●発行/家の光協会
