暮らしのサービス
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同じ哺乳動物でも人以外の犬や馬などは生まれて間もなく空腹になると、自分から母の乳を飲むし、寒いときや危ないときは親に身を寄せて自分を守ります。そして間もなく親から離れて自立していきます。
人の赤ちゃんは、生まれたときは何もできません。泣くだけです。泣くとお母さんは、どうしたのかなと考えて、空腹と思ったら乳を飲ませるし、寒そうなら服を着せます。
全てはこのように、昼でも夜でも赤ちゃんに手をかけているから、段階を経て発達していきます。
赤ちゃんが泣いたときや乳を飲ませるとき、抱っこしているうちに首がしっかりするし、体や手足に力がついて、お座りからつかまり立ち、独り立ちへと発達していきます。
お母さんはそのたびにいつも喜んであげるから、遊びも広がって力がつき、1歳ころには独り歩きできるようになります。
尿や便も最初はおむつを着けたままですが、したくなった様子で、させてあげているうちに、自分から教えるようになり、おむつも次第に取れます。
最初は泣くだけだったのに、言葉掛けしているうちに、いつの間にか「マンマ」「パイパイ」の言葉からしゃべれるようになります。
生まれて0・1・2歳のおよそ3年間で、赤ちゃんは家族の食事に加われるようになるし、おむつも取れて会話も自由になります。しかし赤ちゃんが大人になったとき、自分の0・1・2歳ころの、素晴らしい発達のことを覚えていません。3歳ころになって初めて、自分という存在が分かるようになって、友達と仲良く遊べるようになります。
生まれてから3年間でこれだけ発達するのは、そのころは他のことなど関係なく一生懸命に遊んでいたからです。そのため周囲の状況に配慮できず事故やけがや誤飲なども多いので、よく見守ってあげることを忘れないようにしましょう。