JA職員が栽培技術競う「1人1品野菜栽培運動」

JA兵庫みらいの全正職員340人が野菜栽培の腕前を競う「農産物品評会」が7月24、25の両日、初めて開かれます。

対象はナスやキュウリ、ピーマン、シシトウなどの夏野菜5品目。品評会を目前に、職員らは高品質な野菜を出品するため、収穫直前の栽培管理に懸命です。

JAでは、2014年度から全ての正職員が夏野菜を1品目栽培する「1人1品野菜栽培運動」を展開しています。

野菜苗はJAが用意。施肥や病害虫防除など栽培課程を記録した報告書も作成しています。

職員が自ら土に親しみ、野菜栽培の知識や技術を習得することが目的。昨今は、農業を知らない職員が増加し、職員の農業問題への関心低下も危惧され、そうした懸念を払拭(ふっしょく)するのも狙いです。

職員らは、JAが発行する野菜づくりの本を参考に、畑の準備や植え付け、追肥などを行ってきました。(ピーマンの写真は、6月中旬に撮影)

品評会は、24日に支店や事業所ごとに1次審査を実施し、評価が高かった各品目1点の野菜を選出。25日に、稲葉洋代表理事組合長ら常勤役員5人が最終審査を行います。

15:05 この記事のURL 営農日記

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