兵庫県いちじく研究大会が開催されました

JA兵庫みらい小野いちじく部会は6月28日(火)に小野市伝統産業会館で県果樹協会とJA兵庫みらいの主催で兵庫県いちじく研究大会を開催致しました。
この大会は、県内のいちじくの産地が持ち回りで開かれ、小野市での開催は12年ぶり。

県内のいちじく生産者、JA関係者ら約260人の参加があり、当産地の取り組みなどが紹介されました。
小野いちじく部会からは岩本文男氏によるいちじくを使ったゼリーやようかんなどの加工品販売についての発表がありました。

また、加西農業改良普及センターからは凍害対策の試験結果、県立農林水産技術センターからは流通利用技術の開発と凍害発生の現状と対策、大阪府環境農林水産総合研究所の細見総括研究員より「イチジクの安全生産に向けた台木の利用と土壌管理」と題した講演が行われました。
その後、同部会員の藤原五六氏の栽培圃場へ移動して現地視察が行われました。

圃場では年々畝が高くなり、作業性が損なわれる対策として、畝間に籾殻とまさ土を投入し、また、点滴灌水の導入や除草対策としてアグリシートを敷くなど説明があり、参加者は管理された圃場を見学されました。

また、小野いちじく部会では化学農薬、肥料の使用を低減する生産方式「ひょうご安心ブランド」の認証を取得しています。

17:09 この記事のURL 営農日記

温暖化に打ち勝つ稲づくり研修会

JA全農兵庫県本部と(社)兵庫県農作物改良協会が主催する「温暖化に打ち勝つ稲づくり研修会」に参加しました。
近年、夏季の温暖化傾向による品質低下が問題になっています。
このような状況を踏まえて、JA営農指導員、県普及指導員が情報交換し、生産現場での指導・支援に役立つ情報を共有し、今後の品質向上に役立てるための研修会でした。
研修と講演、パネルディスカッションなどを通じて、
・土づくり(堆肥施用、深耕など)
・田植え時期の遅延による、出穂時期の高温回避
・水管理
・施肥時期、施肥量の調節
・品種検討
 など、様々な温暖化対策の技術情報が参加者間で共有されました。
これらの技術をもとに、今後も良質米を生産していただけるよう、情報提供・営農指導を行って参ります。

18:05 この記事のURL 営農日記

黒大豆播種講習会を開催しました

小野黒大豆部会は5月25日(水)に黒大豆播種講習会を開催し50名が集まりました。
この栽培講習会は、小野産丹波黒大豆の栽培圃場の準備と播種方法、また部会所有の播種機を安全に使用して頂けるよう毎年この時期に行っています。
去年の概況、播種における注意事項、補植用のセル苗の作り方の実演と播種方法の違いによる発芽率試験の展示、除草剤の使用方法などの説明がありました。
雨天が続いた為に残念ながら播種機の実演はできませんでしたが、実際に機械を動かしていただき、6月からスタートする播種に向けて部会員は意思統一をはかりました。

14:19 この記事のURL 営農日記

加西産トマトの出荷が始まりました

加西市トマト部会のハウストマトの出荷が始まりました。

今年は近年で一番遅い出荷開始となり、まだまだ出荷数は少ないですが、次第に増えてくる予定です。

市内で栽培されているトマトの品種は、「CF桃太郎ファイト」「桃太郎はるか」「ごほうび」「りんか409」の4品種です。

収穫したトマトを袋や贈答用箱に詰め、『かさい愛菜館』で直売を行っています。

今年も5月8日~30日まで、『かさい愛菜館』でトマトフェアを開催します。

期間中、市内3小学校を対象に行ったトマト食育教室の様子を掲示予定です。

また、8日の午前中には試食会を行いますので、ぜひご来店下さい。

17:42 この記事のURL 営農日記

【速報】 水稲種子の取り扱いについて

平成22年産の水稲種子は、登熟期の記録的な高温のため、例年より休眠が深くなっていることが予想されます。
そのため、発芽揃いが良くない状況が想定されますので、ご注意下さい。

種子積算温度
 100~120℃を目安にして下さい。
 ※積算温度が十分確保できない場合は、生育むらがでることがあります。
  播種前には、鳩胸状態になっているかもあわせて確認すると安全です。

16:51 この記事のURL 営農日記