小野黒大豆部会が視察研修

小野黒大豆部会は7月22日に先進地視察をおこないました。視察先は、昨年と同じ篠山市川北の北川喜代治さんにお世話になりました。

最初は公民館で質問形式による講習で、黒大豆の定植までの管理方法についての話を聞きました。黒大豆の根張りを良くするためには、直播栽培がもっとも適しているが、発芽率や鳥害などにより発芽揃いが悪くなるので、北川さんはセル育苗をおこない移植栽培していると教えていただきました。

その後ほ場に移り、黒大豆栽培をおこなう上で大変重要な土寄せ作業を、2~3回していると話されていました。北川さんは歴史ある川北黒大豆を長年栽培され、多くの知識があることを実感しました。

今回視察に参加した20名は北川さんの話を真剣に聞き入り、今後の管理に意欲を燃やしていました。

23:41 この記事のURL 営農日記

「土曜朝市」が始まりました

三木営農生活センターでは「土曜朝市」が始まりました。地元三木産の安全安心な野菜や果物、特産物のひとつである花卉、漁連による鮮魚の販売もおこなわれ、早朝より大勢の人で賑わいました。

「土曜朝市」は三木市文化会館前駐車場で5月8日~11月27日の毎週土曜日、午前7時頃から開かれます。

23:38 この記事のURL 営農日記

小野育苗センター あきさかり播種

米の新品種「あきさかり」の播種を小野営農生活センターの育苗センターでおこないました。

  1. 消毒を1日、浸種を3日間おこない、ハトムネ状態の種子を同センターで播種しました。
  2. 播種後は、催芽室に30℃の温度で2日半置いておき、最後に緑化室で緑化をおこなって出荷していきます。

「あきさかり」は、福井農業試験場において平成9年に交配し育成を進めてきた水稲の新品種で、収穫時期が「コシヒカリ」より1週間から10日程度遅く、食味がよいので今後の普及をめざして加西市、三木市、小野市で試験栽培をおこなっています。

23:32 この記事のURL 営農日記

『かさい愛菜館』でトマト試食会を開催

農産物直売所『かさい愛菜館』で5月9日、トマトの試食会がおこなわれました。この試食会は5月1日からおこなわれているトマトフェアの一環として開催されたもので、加西市で栽培されているハウストマト6品種のうち、「桃太郎ファイト」「桃太郎コルト」「桃太郎はるか」「ごほうび」「瑞健」の5品種を各生産者が持ち寄り、来店者に試食していただきました。

今年は試験的に品種名を記載し、品種別に試食をおこないました。来店者からは「桃太郎だけでもこんなに種類があって驚いた」「ごほうびや瑞健という品種はスーパーでは見かけないが、味が濃くおいしかった」など、うれしい言葉をいただきました。

トマトフェアは5月31日まで開催されており、期間中は宇仁小学校、富合小学校、九会小学校3年生のトマト農家見学風景の写真と感想文を店頭に掲示しています。この機会に、ぜひお立ち寄り下さい。

23:29 この記事のURL 営農日記

小野葉菜部会東京視察研修

JA兵庫みらい小野葉菜部会の10名はこのたび、東京大田市場へ視察に行きました。大田市場は日本最大の市場で、キャベツとブロッコリーの今後について話を伺いました。

業務用キャベツは6割以上がカット用ですが、良い商品を他の産地も作っていると教えていただきました。また、5~6月の寒玉キャベツが不足していると教えていただき、現在定植しているキャベツが有望だと感じました。

ブロッコリーは9割が生鮮野菜として流通し、これからもさらにのびてくる優良野菜だということなので、3~4月は端境期のためこの時期をねらって作ってみてはとアドバイスをいただきました。また、ブロッコリーは市場出荷する場合には予冷が必要なので、施設がない場合は最低でも氷詰めが必要になってくると教えていただきました。

大田市場の場内はとても広く、多くの野菜が流通していました。キャベツは愛知産、ブロッコリーは埼玉産を見て、品質の高さに生産者はやる気を出していました。この視察を機会にさらなる面積の拡大をはかりたいです。

23:24 この記事のURL 営農日記