小麦の栽培研修会

 先日、小野営農生活センター管内で、小麦の栽培研修会が実施されました。
 今回の研修会は参加者(生産者、小野市、NOSAI、加西農業改良普及センター)全員でバスに乗り込み、ほ場の巡回をおこないました。 
 車中で、加西農業改良普及センターより現在の生育状況や今後の管理方法について説明を受け、視察ほ場では直接生産者から現在に至る管理方法について説明を受けました。
 参加された方は、普段あまり目にすることや耳にすることのない他の生産者のほ場や言葉に対して、熱心に視察をされていました。

 今年の生育状況は、暖冬傾向のため平年より草丈が高く、茎数もやや多めのようです。
 今後の管理としては、穂肥の施用や排水溝の保守点検をおこなうように指導を受けました。

14:07 この記事のURL 営農日記

情報誌の発行

  今回は、営農振興課から出している情報誌『こちら営農情報局』の作成の様子をお伝えしたいと思います。
 この情報誌は毎月一回の発行で、1月をもって119回目となり10年を迎えています。
 内容として、営農関係を中心に生活情報や各センター、各直売所のイベント情報などを記事にしています。
 また今月は、初めての取り組みとしてアンケート用紙による話題提供を行うなど、これからも毎月の購読を楽しみにしてもらえる紙面作りに励んでいきたいと思います。

 

今後も営農関係をはじめ、旬な情報を提供していきたいと思いますので、お気づきの点や取り上げてほしい記事がありましたら、営農振興課までご連絡下さい。
TEL 0790-47-1282
FAX 0790-47-1674

10:29 この記事のURL 営農日記

水稲 刈り取り適期旗の設置

 10月7日。やや風は冷たく感じますが、空は高く澄み渡り日々秋が深まりつつあります。
 つい先日、田植えの様子をこの場でご紹介したように思いますが、周りに目をやると兵庫みらい自慢の特産品”山田錦”がようやく黄金色に輝き始め、いよいよ収穫まで秒読み段階となりました。
 兵庫みらいではこの山田錦を一番いい状態の時期に刈り取りしていただこうと、実際のほ場に出向き、刈り取りの適期診断を行い、その診断結果から稲刈りの最適日をはじき出し、適期旗をほ場に立てて生産者にお知らせしています。
 そこで今回は三木管内で行われています刈り取り適期旗を立てる様子をご紹介したいと思います。

刈り取り適期診断方法についてはこちら

ほ場に入り、診断を行う穂を選んでいます。

一粒一粒丁寧に分けて行きます。

                 

                    

               

                               

                     

               

診断結果から刈り取り適期を算出し、ほ場に適期旗を立てて生産者に知らせます。

27年産は、登熟期の天候不順により昨年と比べ約一週間程度刈り取り適期が遅れています。例年の日程で稲刈りを行うのではなく、今日ご紹介した診断などを参考にしながら行いましょう。

27年産水稲栽培もいよいよゴールが近づいてきました。最後まで気を抜かないように良質米の収穫に努めましょう。

15:39 この記事のURL 営農日記

コンクリートの隙間から黒大豆、近所で評判に

三木市細川町瑞穂の常深光雄さんの自宅で、コンクリートのわずかな隙間から、黒大豆がたくましく成長を続けています。

狭い所から立派に茎を伸ばし、大きな葉を広げる姿が、近所でちょっとした評判になっています。

常深さんや三木営農生活センターの職員によると、黒大豆の播種作業の際に、コンクリートの隙間に種子が転がり込んだのではないかといいます。

倒れないように力強く伸びている姿にパワーをもらえるような気がしますね!

09:00 この記事のURL 営農日記

水稲の刈り取り季節となりました。

 管内の早生品種『キヌヒカリ』もほんのり色づき、そろそろ収穫の季節となってきました。そこで今回は、加西にある加西カントリーエレベーターをみなさんに紹介したいと思います。

 現在、兵庫みらい管内には加西、三木、小野にそれぞれ乾燥施設があり、その中で本店の前にそびえ立つのが加西カントリーエレベーター(以降、加西CE)となります。ちなみに三木と小野はライスセンター(以降、RC)と呼びます。CEとRCの違いは乾燥、調整、貯蔵といった三つの役割を行っているのがCEで、乾燥、調整を行うのがRCとなります。

〇荷受けからの流れ

トラックスケール・・・

刈り取られた稲(籾)の重量を計ります。同時にサンプルを抜き取り水分なども測定します。

ホッパー口・・・

重量を計った後、いよいよ稲(籾)を投入します。                                                   写真は加西CE3号機のホッパー口です。

貯蔵ビン・・・

投入された稲(籾)は風の力などによりワラや草などを飛ばした後、この貯蔵ビンといわれる施設に入れられ、風を送り乾燥を待ちます。                写真は加西CE3号機の写真で50t荷受けが可能な貯蔵ビンが14部屋あります。

乾燥・・・

加西CE3号機自慢の乾燥設備『カスケードドライヤー』です。火をつけ熱風に当てることで貯蔵ビンから送られてきた稲(籾)を少しずつ乾燥させてサイロへ送ります。

サイロ・・・

遠くからもよく見えて、CEやRCの象徴ともいえる建物で、一次乾燥を行った稲(籾)や乾燥終了した稲(籾)を貯蔵しておく建物です。RCでは、乾燥終了後に一時貯蔵のために利用しますが、順次籾すりを行い出荷いたします。写真は普段見る機会もないサイロ施設内部の一番下の部分です。加西CE3号機は300t入るサイロが10本建っています。

コントロールパネル・・・

CEの心臓部分といわれるところで、この操作盤を使って貯蔵ビンに送る、乾燥を行う、サイロに送るといった様々な指示をします。

今回は加西CEの写真を利用して説明をしましたが、少しは施設のことについてわかっていただけたでしょうか?小野営農生活センターでは、H27年に新しくRCを建て替え今年の秋が初稼働となります。
兵庫みらいのCE,RCではみなさんが丹精込めて育てられた水稲を責任をもって出荷まで行いますので皆様のご利用をお待ちしております。

※搬入の際、一度に多く運びたい気持ちはわかりますが、積載重量をしっかり守って、事故のないように心がけましょう。

15:35 この記事のURL 営農日記