水稲病害虫調査に行きました。

 いよいよ夏も本番を迎え、熱中症や夏バテなどに注意をしなければいけない時期になりました。

 今回は小野で行われた水稲病害虫調査の様子を紹介したいと思います。

 元気に鳴く蝉の声を背に受けながら、小野営農生活センター職員と加西農業改良普及センター職員、農業共済協会職員の方々と水稲の調査ほ場へ向かいました。

 水稲病害虫調査は、定期的に病気や害虫の発生状況を調べ、その結果を情報として地域の方にお知らせするといったとても重要な役割があります。

 対象病害虫としては、低温多湿での発生が高い葉いもち病、高温多湿での発生が高い紋枯病、ウンカ類などによって伝染する縞葉枯病、病気を媒介するウンカ類、斑点米の原因であるカメムシ類などが対象となります。

 今回の調査結果は全般的に病害虫の発生は少なく、管内全般に今のところは順調に生育しているようです。

 今後、葉いもち病の発生やウンカ類の増加、カメムシ類の発生などに注意をしていただき、出穂前の基幹防除は必ず行ってください。

※中干し以降の管理については、ホームページ内の広報誌『みらい倶楽部』7月号・8月号を参考にしてください。

11:50 この記事のURL 営農日記

水稲生育調査に行ってきました。

 先日加西営農生活センターで行われました水稲生育調査に同行してきました。

 梅雨の合間ということもあり、暑さも少しはましかと思いきや、うなるような暑さの中、加西営農生活センター職員と加西普及改良センターの職員の方とで調査を行いました。

 調査項目は、草丈、茎数、葉色、条間、株間を実際のほ場に入り、定規などを使い手作業で計測していきます。

 調査を行う前までは、低温で雨が多く日照不足のために生育不良を心配しましたが、今回調査を行ってみて市内16カ所については順調に生育しており、特に問題は無いとの見解でした。

 今回の調査結果を見ると良質米の生産には欠かせない作業である『中干し』の目安となる茎数(16~18本)が確保されているほ場ばかりでしたので、生産者の方には中干しの作業に入っていただくように指導していきたいと思います。

※中干しについては、ホームページ内のJA広報誌『みらい倶楽部6月号・7月号』の営農情報の欄を参考にしてください。

12:30 この記事のURL 営農日記

いよいよ田植えシーズン到来♪

 6月に入って、梅雨入りとなり周辺の田んぼではカエルの大合唱が鳴り響き、いよいよ田植えシーズンとなりました。

 私も土日を利用して、営農組合の一員として田植えを行ってきました。

 私の役割はオペレーターという実際に田植機を操り、苗を植えるといった作業を任されています。よそ見をしたり少しでも気を抜くと歪んで植わってしまうので、とても気を使いながらの作業でした(苦笑)。植えた苗が大きくなれば歪みも目立たなくなってしまうので、早く大きくなるように願いを込めて、ほ場を後にしました。

 機械の大型化が進み、とても便利に作業も楽にできるようになりました。しかしその分、農機具などによる事故が増えていると言います。くれぐれも無理をしないように、体調管理を整え作業をしていただきたいと思います。

10:33 この記事のURL 営農日記

水稲作付けの準備の季節がやってきました♪

 楽しかったGWも終わり、次の祝日が待ち遠しいですが、周りを見渡してみるとツバメが飛び交い、いよいよ27年産水稲の作付け準備の季節がやってきました。

 先日私の村(小さくても営農組合です!)でも3回目の耕起を行いあとは水待ちの状態です。

 当JAでも5月より各センターにある育苗センターが元気に稼働し、注文をいただいた組合員さん宅へ配達を行っている最中です。育苗のポイントとして、置き場所は風通しの好い場所を選び、夕方のかん水は避けましょう。(根張りが悪化するため)

 またグリーン店舗においても、店頭に畦シートなどを展示し来店者をお待ちしております。

 

これからますます忙しくなりますが、27年産水稲も良質米が収穫できるよう今からしっかりと準備に入りましょう。

12:56 この記事のURL 営農日記

小麦の生育調査状況調査を行いました

 今回小野営農生活センターで行われました『小麦の生育調査』に同行してきました。

この調査は、加西農業改良普及センター、市役所、JA等の関係機関が連携して、管内市内の小麦の生育状況を調査し、その結果をもとに講習会を開催し生育状況を確認しています。

調査内容として、草丈・茎数・SPAD(葉緑素含量を示す値)・管理状況などについて調査します。

この日は、雨風が強く悪天候の中での調査だったため、途中何度もくじけそうになりましたが、栽培されている農家の方に少しでも良質の小麦を採っていただきたいとの思いから頑張ってきました。

生育状況としては、順調にきているみたいであと数日もすれば出穂(穂が出る)予定だと加西農業普及センターの方が言われていました。

今後、このデータをもとに栽培講習会を開催し、病害虫防除に生かしていただきたいと思います。

09:26 この記事のURL 営農日記