農業電子図書館をリニューアル

農業電子図書館を利用されたことはありますか?

農業電子図書館は、写真や解説文による病気・害虫・雑草の診断や、農薬の登録情報、生産技術、気象など営農に役立つ情報をパソコンで検索できるサービスです。

JA兵庫みらいでは、グリーンかさい、グリーンみき、グリーンおのの3箇所に農業電子図書館専用のパソコンを設置。

この度のリニューアルで、画面が大きくなり、見やすくなりました。

操作はタッチパネルになっており、パソコン画面を指で軽くタッチするだけで簡単に閲覧していただけます。

どなたでもご利用いただけますので、グリーン店舗へお立ち寄りの際は、ぜひご活用ください。

09:00 この記事のURL 営農日記

水稲試験田の調査をおこないました

JA兵庫みらいの各営農生活センターでは、水稲試験田調査に取り組んでいます。
この調査は、加西農業改良普及センター、全農、肥料農薬メーカー、JAなどの関係機関が連携して、管内各市内の水稲試験田の生育状況を調査し、調査結果をもとに「水稲良質米栽培こよみ」を作成しています。

取り組んでいる試験内容ごとに、
・すくい取り(虫取り網でウンカの発生を調査)
・払い落とし(株元の害虫発生を捕虫紙で調査)
・見取り(病害虫発生株、被害株を目視で調査)
・生育調査(草丈、茎数を調査)
以上、4点の調査を実施しました。

今年は6月の降水量が少なく日照時間が多かった反面、7月から台風の接近・上陸が続き、曇天や雨の日が多くなりました。水稲の生育状況は、草丈は平年よりやや長め、茎数はやや少なく、葉色も低めとなっています。幼穂長とヨード反応を参考に、穂肥の適期施肥、適量施肥をおこなってください。

13:13 この記事のURL 営農日記

『かさい愛菜館』でブドウの販売を開始しました

JA兵庫みらい農産物直売所『かさい愛菜館』は8月3日(日)、加西特産のブドウ「加西ゴールデンベリーA」の販売を開始しました。「加西ゴールデンベリーA」は糖度が20度前後になる甘くて濃厚なぶどうです。また、盆前からは「ピオーネ」や「藤稔」「ブラックビート」など人気の大粒品種が店頭に並びます。

これらのブドウを栽培・出荷する加西市ぶどう部会(部会員133名)では、毎年ブドウの下見会、目合わせ会を開催。ブドウの糖度・酸度を測定して生育状況を把握し、丁寧な検査を経て出荷を行っています。
今年のブドウは生育の遅れもなく順調に結実し、果粒肥大も良好。『かさい愛菜館』では、9月中旬まで販売を行っています。

14:43 この記事のURL 営農日記

JA職員が栽培技術競う「1人1品野菜栽培運動」

JA兵庫みらいの全正職員340人が野菜栽培の腕前を競う「農産物品評会」が7月24、25の両日、初めて開かれます。

対象はナスやキュウリ、ピーマン、シシトウなどの夏野菜5品目。品評会を目前に、職員らは高品質な野菜を出品するため、収穫直前の栽培管理に懸命です。

JAでは、2014年度から全ての正職員が夏野菜を1品目栽培する「1人1品野菜栽培運動」を展開しています。

野菜苗はJAが用意。施肥や病害虫防除など栽培課程を記録した報告書も作成しています。

職員が自ら土に親しみ、野菜栽培の知識や技術を習得することが目的。昨今は、農業を知らない職員が増加し、職員の農業問題への関心低下も危惧され、そうした懸念を払拭(ふっしょく)するのも狙いです。

職員らは、JAが発行する野菜づくりの本を参考に、畑の準備や植え付け、追肥などを行ってきました。(ピーマンの写真は、6月中旬に撮影)

品評会は、24日に支店や事業所ごとに1次審査を実施し、評価が高かった各品目1点の野菜を選出。25日に、稲葉洋代表理事組合長ら常勤役員5人が最終審査を行います。

15:05 この記事のURL 営農日記

畑にゴボウの花

「ゴボウの花を見たのは初めて。クリのイガのようにとげがあり、孫と一緒に衣類にくっつけて遊んでいます」と笑う三木市志染町窟屋の告野衞治さん。

自宅前の畑の片隅には、普段目にすることがないゴボウの花が咲いています。

ゴボウ栽培の経験はあっても実際に花を見たという人がなく、「珍しい」と刈り取らず、しばらくそのままにしているつもりです。

畑の一畝でゴボウを自家栽培する告野さん。だが、そこから数十㍍の距離があり「なぜこの場所でゴボウが成長し、急に花が咲いたのか分からない」と首をかしげます。

ゴボウの草丈は2㍍ほど。先日の大雨で根元から倒れてしまいましたが、6月中旬からアザミに似た紫色の花が咲いています。

ゴボウはキク科の植物。根を食用にし、春に種を播く品種は、その年の秋に収穫します。

JA兵庫みらい営農経済部営農振興課では「収穫せずに放っておくと冬を越し、翌年の6月中旬から花を咲かせる。開花するまで畑に残さないことから、農家の人たちでもめったに目にすることはないでしょう」と話していました。

定年退職後、野菜作りを初めて5年ほど。告野さんは「孫に新鮮で安全な野菜をたくさん食べさせたい」と意気込みます。

告野さんの孫で、小学校3年生の大東亮太君は、サッカーの練習に励む毎日。おじいちゃんの栽培したゴボウを食べて、ドリブルで相手選手をごぼう抜きとなるか?

(写真:平成26年6月28日、三木市志染町で)

15:36 この記事のURL 営農日記