小麦栽培研修会を開催

JA兵庫みらい小野営農生活センターにて、「平成25年産 小麦栽培研修会」を開催しました。

各地区の営農組合の代表者など、大勢の生産者に参加していただきました。

平成24年産の小麦の結果について、収量や等級の説明がされた後、天候による作業の遅れなどの反省が行われました。
加西農業改良普及センターから新規除草剤の紹介と、こよみの変更点の説明が行われました。

今後、適期の防除や技術指導を通じて、生産者に平成25年産小麦を無事収穫していただけるよう取り組んでいきます。

13:32 この記事のURL 営農日記

大豆の帰化雑草対策に関する全国現地検討会

(社)全国農業改良普及支援協会、近畿産大豆生産需要拡大協議会が主催する「大豆の帰化雑草対策に関する全国現地検討会」に参加しました。
全国から、生産者、農林水産省、都道府県行政・普及関係機関、試験研究機関、農業資機材メーカー、JA関係者等が大勢参加していました。

JA兵庫みらい管内でも、ここ数年で一気に広まった大豆の帰化雑草(難防除雑草)。
一見きれいなアサガオ等の花が咲きますが、生育が旺盛なので、とにかく増え続けて大変なことになります。コンバインへの絡みつき、減収、汚粒の発生等の問題があります。
除草剤も少なく、大豆が雑草の勢いに負けてしまい、管理しきれなくなってしまいます。

「帰化雑草の生態と対策」「大豆の機械除草」「兵庫県内における帰化雑草の現状と対策」について室内検討会の後、大豆機械展示見学、現地検討会として、加西市北条町西高室にある西高室営農組合のほ場で中耕ディスク+除草剤畦間株間処理の機械実演がおこなわれました。

全国から情報収集ができましたので、今後、効果的な除草剤の体系処理や、機械作業等の技術指導を通じて収量改善に取り組んでいきます。

10:32 この記事のURL 営農日記

高品質酒米生産対策実証ほ現地検討会

JA兵庫みらいの特産品の一つに「山田錦」があります。
おいしい日本酒を造るのに最適な酒造用米穀です。
全国の多くの酒造業者から希望される、大粒で張りの良い高品質な山田錦を生産するため、穂肥の改善、栽植密度の変更などの試験に取り組んでいます。
27日は、兵庫県酒米振興会、農林水産技術総合センター、農業改良普及センター、農政環境部、JA兵庫アグリ対策部、JA全農兵庫、JA兵庫六甲、JAみのり、JA兵庫みらいの職員が試験を行っている圃場を巡回し、生産者の声を現地で聞いてきました。

今年は、天候不順で生育が遅れていましたが、7月以降好天に恵まれて生育が追いついてきました。
ただし、気温が高いので今後の栽培管理について注意点や対策などについて話し合いました。
これから穂肥の時期になりますので、きちんと試験を行い結果を分析し、より高品質の山田錦が生産できるように取り組んで参ります。

17:52 この記事のURL 営農日記

兵庫県水稲低コスト生産現地巡回研修会

兵庫県農政環境部、全国農業協同組合連合会兵庫県本部、兵庫県農作物改良協会が共催する「兵庫県水稲低コスト生産現地巡回研修会」で、水稲直播栽培実践ほ場を巡回しました。

近年、米価の下落や産地間競争が激化しており、生産コストの低減が課題となっています。
生産コストの低減を図るために、平成24年度から3年間、「水稲生産コスト“12,000”実践事業」を実施し、県下10カ所で湛水直播、乾田直播等の低コスト技術導入や経営手法の改善により、低コスト栽培に取り組み、これらをモデルに低コスト栽培の普及拡大を目指しています。
“12,000”は米60㎏当たりの生産費を12,000円以内におさめることを目標にしています。

県内10カ所のうち、本日は3カ所の圃場を巡回しました。
JA兵庫みらい管内にも1カ所実施圃場が設置されており、乾田直播に取り組んでいます。
雑草や欠株等が現在の課題ですが、今後収穫まで生育を見守りたいと思います。

15:48 この記事のURL 営農日記

水稲湛水直播現地研修会に参加

加西農業改良普及センターが主催する「湛水直播 現地研修会」に参加してきました。
加東市の集落で湛水直播に取り組んでおられる営農組合の方から、栽培に関する問題点や課題、除草剤試験の取り組み等のお話を、実際に田んぼを見せてもらいながら伺いました。
鉄コーティングとカルパーコーティングの比較や、条播と点播の比較など、様々な取り組みをされていました。
今後の生育で、どのような差が出るのか見守っていきたいと思います。
質疑応答では、除草剤メーカーへの要望などもあり湛水直播への省力・低コストの期待が伺えました。

16:45 この記事のURL 営農日記