August 07, 2007

水稲病害虫発生調査を行っています

JA兵庫みらい管内では、今年も6月より管内各市の農業共済課、農業改良普及センター、JA兵庫みらい合同で定期的に「水稲病害虫発生調査」を行っています。 調査内容は、払い落とし・すくい取り・観察調査(害虫、病害)・生育調査の4項目で、水稲栽培における病害虫の発生状況や被害状況の調査と、防除時期の検討などを行っています。 また、調査に基づいた水稲情報をJAのグリーン店舗に掲示し、病害虫防除の呼びかけなどを行っています。

水稲病害虫発生状況調査結果

現在稲の生育は、平年に比べて茎数が少なく、草丈も短い傾向にあります。長雨による深水で茎数が少なくなったと考えられます。

【いもち病】 出穂期前の葉いもち病は穂に移り、黒褐色の穂いもち病に進展し大きな被害を出しますので、早期防除に努めて下さい。

【紋枯病】 平年に比べて発生が多く、梅雨明け以降の多発が懸念されますのでご注意下さい。最高分けつ期から発生好条件になり、幼穂形成期から穂ばらみ期にかけて上位葉鞘に進展します。上位葉鞘に発生すると減収や倒伏につながるので、穂ばらみ期から出穂期に防除して下さい。

【ウンカ類】 昨年同様に、トビイロウンカが確認されています。ウンカの中でも株元に近い場所にいるトビイロウンカは坪枯れで収量、品質ともに低下させる害虫です。8月中旬以降の防除が必要です。

【カメムシ類】 出穂期から乳熟期にかけて穂に集まり、吸汁によって稔実が悪化し、不稔籾やくず米が発生します。また乳熟期以降の吸汁により斑点米が発生しますので、適期防除に努めて下さい。

インターネットで水稲データを入力すると、出穂期や成熟期の予測日が表示されるので参考にして下さい。
【 近畿中国四国地域水稲予想サイト 】
今後とも関係機関と協力し、このHP上でも情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。

A NOTE 担当

August 07, 2007

営農日記を始めました

皆さんはじめまして。
JA兵庫みらいでは新しい営農指導事業の取り組みの一環として、HP上でブログに取り組ませていただきます。 私たち営農指導担当者は、このブログを通じてホットな営農情報を皆さんにお届けし、皆さんとJA兵庫みらいをつなぐパイプ役として、元気な農業、元気なくらしを応援していきます。
皆さんに楽しみにしてもらえるブログを目指しておりますので、興味のあることや、営農相談などお気軽にお寄せ下さい。

A NOTE 担当