「ふれあい農園」にサツマイモの苗を植え付けました

JA兵庫みらいでは、平成22年度から取り組んでいる「JAファンづくり活動」のさらなる充実を目指して「兵庫みらい塾」を4月に開講しました。

同塾は、リーダーシップを発揮する職員を育成するために、毎月さまざまなテーマを取り上げて活動しています。

その第1回目の意見交換の場で「農業を知らない職員の増加による農業問題への関心低下を危惧する声」が出たことを受け、同JAでは加西市内に「ふれあい農園」を設置しました。

そして、このほど塾生や平成25年度の新規採用職員らが「ふれあい農園」で農業体験を行い、サツマイモの苗を植え付けました。

同JAの新入職員は、毎年1年目に農業体験を行っており、今年度は塾生と新入職員が合同でサツマイモの栽培に取り組みます。

この日は、営農経済部営農振興課の職員が、植え方の手順を説明しました。

参加した職員らは、手で土に穴を掘りながら「安納芋」200本と「金時」200本を定植しました。

苗の植え付けがうまくできない新入職員を塾生がサポートし、協力して水やりを行うなど、部署を超えた交流も深めました。

今後は、職員が生育状況の確認や水やり、除草などを実施し、10月には次世代を担う子どもたちに農業への理解を深めてもらおうと、近隣の小学生を招いて一緒に収穫体験をする予定です。

参加した職員は「機械化が進む中、手作業の体験を通じて農業は想像以上にたくさんの人の手が掛かることをあらためて実感しました。秋の収穫で児童と触れ合うのが楽しみです」と話していました。

09:00 この記事のURL 営農日記

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