水稲病害虫調査に行きました。

 いよいよ夏も本番を迎え、熱中症や夏バテなどに注意をしなければいけない時期になりました。

 今回は小野で行われた水稲病害虫調査の様子を紹介したいと思います。

 元気に鳴く蝉の声を背に受けながら、小野営農生活センター職員と加西農業改良普及センター職員、農業共済協会職員の方々と水稲の調査ほ場へ向かいました。

 水稲病害虫調査は、定期的に病気や害虫の発生状況を調べ、その結果を情報として地域の方にお知らせするといったとても重要な役割があります。

 対象病害虫としては、低温多湿での発生が高い葉いもち病、高温多湿での発生が高い紋枯病、ウンカ類などによって伝染する縞葉枯病、病気を媒介するウンカ類、斑点米の原因であるカメムシ類などが対象となります。

 今回の調査結果は全般的に病害虫の発生は少なく、管内全般に今のところは順調に生育しているようです。

 今後、葉いもち病の発生やウンカ類の増加、カメムシ類の発生などに注意をしていただき、出穂前の基幹防除は必ず行ってください。

※中干し以降の管理については、ホームページ内の広報誌『みらい倶楽部』7月号・8月号を参考にしてください。

11:50 この記事のURL 営農日記

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