小学生と「イモ掘り」通じ農業交流

JA兵庫みらい「兵庫みらい塾」の塾生はこのほど、加西市内の「ふれあい農園」に近くの小学校の3、4年生65人を招き、イモ掘り体験を催しました。

毎年1年目に農業体験を行う新採用職員12人も、秋季農業体験研修の一環で参加し、充実した表情で収穫に精を出して小学生との交流を楽しみました。

兵庫みらいでは、平成22年度から取り組む「JAファンづくり活動」のさらなる充実とリーダーシップを発揮する若手職員の育成を目的にした同塾を今年4月に開講。

農業を知らない職員の増加による農業問題への関心低下を危惧する塾生の声で「ふれあい農園」を設置し、5月に金時と安納芋を植え、除草や生育観察を行ってきました。

(㊤写真は8月下旬の「ふれあい農園」の様子)

この日は、JA職員が手作りの紙芝居でサツマイモの歴史を話した後、早速イモ掘りにチャレンジ!

土を掘り起こし、一生懸命にサツマイモを探し当てると、うれしそうな表情で先生や友達に見せる児童の姿も!

中には、イモをつかんで数人掛かりで引っ張るも抜けず、塾生のサポートで顔の大きさほどの大きなイモを掘り当てた児童もいました!!

収穫したサツマイモは、ビニール袋いっぱいにして家に持ち帰りました!

参加した4年生の児童は「丸々した大きなサツマイモが採れた。焼き芋が大好きなお姉ちゃんと一緒に食べるのが楽しみ」と笑顔♪

塾生の農産物直売所「三木みらい館」の吉岡元太店長は「今回の農業体験をきっかけに、児童や塾生、新採用職員など参加者の農業に対する関心も高まったのでは。イモ掘りを通じて収穫の喜びを感じた児童には、他の野菜にも興味を持ってほしい」と笑顔で話し、農園設置の手応えを感じていました。

17:00 この記事のURL JAファンづくり活動, トピックス

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