加西産の完熟トマトを使って、JA兵庫みらいが昨年12月に発売したオリジナルのレトルトカレー「トマト&牛すじカレー」の早食い大会が5月11日、農産物直売所「かさい愛菜館」で開かれました。
早食い大会は小学生が対象で、加西市のトマト生産者で構成する加西トマト出荷組合が主催。
同出荷組合が誕生してから今年で60周年を迎えるのを記念し、この日から開く「トマトフェア」の目玉イベントとして特別に企画しました。
カレーライスのご飯は、同市産「ヒノヒカリ」を使用。「1・2年」「3・4年」「5・6年」の3部門に分かれ、1、2年生は1杯250㌘、3~6年生は300㌘のカレーライスを完食する早さを競いました。
優勝者にはトマト1箱(4㌔)を贈呈!
「5・6年生」の部で、1分28秒で優勝した西島魁利君は「今日は急いで食べたので、好物のカレーライスをゆっくり味わうことができなかった。賞品のトマトは家でじっくり味わいたい」と笑顔で話しました。
会場では、旬を迎えている加西産トマトをPRする試食会も開催。
生産者ごとに「ごほうび」「りんか409」「桃太郎ファイト」「桃太郎はるか」などの品種を店頭に並べ、約400人の来店客が、生産者が丹精して育てたトマトの食べ比べを楽しみました。
同出荷組合の岡田毅会長は「消費者と直接交流することができるイベントは、生産者にとって大きなやりがいを感じるひと時。今後も、加西産トマトの振興を目指し、積極的なPR活動を展開していきたい」と話しました。
5月31日(土)までのフェア期間中、4月に加西市内の小学生が生産者のトマトハウスを見学した際に描いた絵や感想文などを同直売所内に展示しています。