加西産ブドウのワインで乾杯を!

JA兵庫みらいと加西市、加西商工会議所でつくる「加西ブランド協議会」は12月から、加西特産のブドウ「加西ゴールデンベリーA」を原料にしたロゼワイン「RAKAN2014」を販売しています。

渋味を抑えたフルーティーな味わいで、豊かな香りと柔らかな口当たりに仕上がっています。

このワインは、同協議会が企画し、今回で5回目。長野県安曇野市の安曇野ワイナリーが、今年産の「加西ゴールデンベリーA」だけで醸造し、1.5㌧のブドウから500㍉㍑のワイン1767本を製造しました。

加西市では今年の4月、市内で生産された酒造好適米やブドウを原料に醸造した日本酒、ワインなどでの乾杯を普及推進するための「加西の酒で乾杯を推進する条例」を施行しました。

日本酒の乾杯条例は、全国の自治体で施行が相次ぎますが、市特産のブドウを原料にしたワインも含む酒類全般を乾杯推進の対象にした条例は、珍しいといいます。

市内では、JA兵庫みらい加西市ぶどう部会員約130名が、30㌶でブドウを栽培しています。今年は適度な降雨と日照りで出来が良く、協議会事務局の市農政課は「口に含むとブドウを食べているような優しい甘さがあり、女性やお酒の弱い人にもお薦め。ワインで乾杯し、地域の農業を振り返るきっかけにもしてほしい」と期待を込めています。

1本1300円(税抜き)で、JA兵庫みらい農産物直売所『かさい愛菜館』や市内の酒販店などで販売しています。

お問い合わせは『かさい愛菜館』まで。

08:45 この記事のURL トピックス

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