加西産の厳選素材でレトルトの逸品 「加西香醸咖喱」を開発

加西市と加西商工会議所、JA兵庫みらいでつくる「加西ブランド協議会」では、黒毛和牛やトマトなど加西特産の農産物を贅沢に使ったオリジナルのレトルトカレー「加西香醸(こうじょう)咖喱(カリー)」を開発しました。

「ミシュランガイド関西2015」で二つ星の評価を受けた大阪・北新地の日本料理店「斗々屋」を営む横尾猛司さん(写真㊨)が監修。2月25日から販売を始めましたが、土産用などとして売れ行き好調で、初回分として製造した1,000個は、ほぼ完売しました。

現在は、販売再開に向けて調整を進めています。

カレーは220㌘入りで1袋1,000円(税別)。原料は加西市肉牛肥育研究会の黒毛和牛、加西トマト出荷組合が生産したトマトをJAが加工したピューレ、酒造好適米「山田錦」を使った純米大吟醸酒、特産「ハリマ王にんにく」、ジャガイモなどで、いずれも加西市産の厳選素材。

約1年かけて開発したもので、深いコクと程よいスパイシーさを引き出しました。角切りにした黒毛和牛も存分に味わえます。

同市の西村和平市長(写真㊧から2人目)は「地元資源をフル活用した。加西のブランド力の向上につなげたい」と話し、同JAの黒田義久常勤監事(写真㊧)も「加西産の新鮮な農畜産物でおいしいカレーが完成した」と期待を寄せています。

お問い合わせは同協議会事務局(加西市農政課内)まで、☎0790(42)8741。

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