キャベツ新薬剤を試験しました

小野営農生活センターでは、春植のキャベツに新農薬「プレバソンフロアブル5」を試験的に使用しました。プレバソンは、チョウ目やハエ目の殺虫剤で、セル苗に100倍液を灌注処理し定植すると、薬剤の効果が1ヵ月間継続する新剤です。

3月中旬に定植したキャベツに試験的に処理をおこない、4月下旬に調査しました。北興化学の古川さんと全農の岡本さんに協力していただいて、20株を基準に被害株や幼虫数、卵数を調べました。試験結果は良好で被害株などもなく、プレバソンの効果が十分に確認されました。
今後は、夏定植のキャベツに試験をおこない、防除回数の低減になるように暦にも反映していきたいです。

23:16 この記事のURL 営農日記

三木黒大豆部会総会を開きました

三木黒大豆部会は4月17日、三木営農生活センターで平成22年度の総会を開催し、部会員や関係者など約80名が出席しました。

始めに部会表彰の5名が発表され、来賓の祝辞では黒大豆の情勢や今年度も良品質の黒大豆栽培に取り組み、特産地としての確立をめざすことなどの激励の言葉をいただきました。
議事に引き続き、平成22年の三木産丹波黒大豆の栽培に向けて連作対策やセル苗の管理、契約などの研修会がおこなわれました。また、JAより平成21年産試験田の結果発表があり、部会員は熱心に耳を傾けていました。

23:13 この記事のURL 営農日記

明石神果の視察に行きました

小野営農生活センターでは、出荷している氷詰めブロッコリーの販売先である神果明石の視察に行って来ました。全農からの研修生である西宮さんに朝の出荷を手伝っていただいて、夕方のセリを見学しました。

商品の評価として、神果明石の寺口さんから「選別がまだまだ不十分で生産者によってばらつきがあり、セリも生産者ごとにかけている。今後選別をしっかりおこなって、ロットの確保をお願いしたい」と教えていただきました。

23:06 この記事のURL 営農日記

イチジク栽培講習会を開催

小野営農生活センターでは、4月8日に小野市内のイチジク新規栽培希望者を対象とした栽培講習会を開催しました。

この講習会は年間を通して、数回開催する予定です。第1回目となった今回は、イチジクの挿し木の準備の手順や方法、その後の管理について、加西農業改良普及センターの栗山先生にご説明いただいた後、小野無花果部会員である小野市大開町の多田さんのほ場で、挿し木の実習をおこないました。

参加者は少数でしたが、農業に従事している方ならではの細かい質問や意見が飛び交う充実した講習でした。

22:47 この記事のURL 営農日記

氷詰めブロッコリー出荷開始

小野営農生活センターで昨年度から取り組んでいる春収穫のブロッコリーの出荷が始まりました。

氷詰めブロッコリーは、朝収穫を徹底して大きなビニール袋の中に吸水シートを敷き、その後にブロッコリーと氷2kgを詰め込んで鮮度保持に努めています。氷詰めをすることによって、朝に収穫した鮮度の良いブロッコリーを市場や小売店に良質な状態で輸送できるため、市場での人気も高く販売価格にも反映されます。

小野市内の生産者12名が約2ha生産し、神果明石青果に出荷しています。春ブロッコリーの出荷は、5月下旬までおこなわれます。

22:40 この記事のURL 営農日記